VOICE社員の声

INTERVIEW

JONET 社員インタビュー

#02

松本油槽所勤務 2009年入社

波場 毅HABA TAKESHI

JONETへの入社を決めた理由を教えてください。

エネルギー商社に勤めていた経験があり、資格や知識を活かせると思ったからです。

そもそも車に乗ることが好きなので、エネルギー業界とは趣味を通じて深く関わっていると感じていました。しかもJONETは、地方都市に拠点を多くもっているので、赴任した先でのドライブも魅力的でしたし、自分のライフスタイルに合っていると考えました。

現在の仕事内容を教えてください。

基本業務は、多くの油槽所と同じく石油製品の受け入れ、貯蔵、出荷ですが、私が勤めている松本油槽所は内陸にあるので、石油製品はタンカーではなく鉄道で送られてきます。油槽所の線路にタンク車が到着したら、製品の簡易品質検査をして、問題がなければ貯蔵タンクへと受け入れます。これを毎日2~3回行うので、少し体力を使いますが、チームでフォローしあって無理なく作業しています。

受け入れや出荷業務のほか、自分は設備工事担当でもあるので、点検やメンテナンスの施工業者と打ち合わせしながら、計画的かつ安全に工事を進められるように努めています。

仕事はどのように覚えましたか?

石油製品の知識や保護具などについては社内の勉強会で学んだり、先輩から説明を受けたりして覚えました。その後は手順書と先輩の実作業を見て、作業手順や安全対策などを学んでいき、先輩に理解度を確認していただきながら、少しずつ作業を任されていきました。

現場の定型作業がひととおりできるようになってからも、事務所のオペレーションを教わったり、定期的な機器点検や防災訓練、草刈りをしたりなど、日々さまざまな作業を経験します。

油槽所は、社会にとって欠かせない

油槽所は、

社会にとって欠かせない

インフラの一部です。

やりがいを感じるのはどんな時ですか?

機器のトラブルは、自然災害や経年劣化によって避けられない場合もあります。そんなとき、所員や協力会社の方々と知恵を出しあって復旧できたり、自分で部品を分解して修理できたりすると、やはりうれしいです。

それから、趣味でサーキットを走ることがあるんですが、アクセルを思い切り踏み込んだときに、自分たちが取り扱うハイオクガソリンの性能のよさを実感できます。それが、仕事に対する誇りを、もっとも強く感じる瞬間だといえますね。

印象に残っているエピソードを教えてください。

東日本大震災のあった2011年、私は青森県の八戸油槽所に勤務していました。地震発生後、安全を確保しながら設備などの点検をしているときに津波の予報を知り、タンクローリーの乗務員さんへの退避連絡ののちに高台へ避難したんですが、津波に車が流され、船が打ち上げられるのを見下ろしながら、油槽所も社宅も飲み込まれただろうと覚悟しました。

しかし不幸中の幸いで電気設備と一部の出荷配管以外は大きな被害はなく、社宅も無事でホッとしたんですが、そんななか、人と人のつながりの大切さを思い知る出来事がありました。

それは、日頃からお世話になっている協力会社の方々から、ご自身も津波の被害を受けているにもかかわらず、私たち油槽所に真っ先に連絡をいただき、操業に必要な発電機の確保や設備復旧のため、足を運んでくださったことです。このことは、いまも感謝に堪えません。

終業後や休日は、どのように過ごしていますか?

冬は灯油の出荷量が多くなりますし、除雪作業があったり、雪の影響でタンクローリーの到着が遅くなったりして残業することもありますが、夏は休暇がとりやすいので、近隣の高原などでのんびり過ごしたりしています。

また、日曜祝日に出勤することもありますが、代わりに混雑しない平日に休めるので、観光地を巡ったり帰省したりするのは快適です。早朝勤務も、昼には退勤できるので、午後は買い物や洗車をしたりして有意義に過ごせています。

働いていてよかったと思うことを教えてください。

一番は、地方都市に拠点があることですね。いままでに八戸と清水、松本で勤務しましたが、各地の景勝地を愛車で巡るのが楽しみになっています。

これからJONETで働こうとしている方へのメッセージをお願いします。

油槽所は、製油所とサービスステーションの中間にあり、一般の方にはイメージしづらく、地味な業務だと思われるかもしれません。しかし、日本全国の暮らしに必要なインフラの重要な一部です。

仕事の内容も多種多様です。自身の成長に合わせて設備メンテナンスや在庫オペレーションなど、さまざまな業務をオールマイティにこなしつつ、得意分野や経歴を活かして、徐々に各分野のプロフェッショナルになってもらえたらと思います。

TIME SCHEDULE

タイムスケジュール(日勤の場合)

  • 8:00

    出社 / 朝礼

  • 8:15

    タンク車
    受け入れ

  • 10:00

    休憩

  • 10:15

    タンク車
    受け入れ

  • 11:30

    昼休憩

  • 12:30

    タンク車
    受け入れ

  • 14:30

    各設備
    点検作業/
    メンテナンス

  • 15:00

    休憩

  • 15:15

    事務作業

  • 16:25

    終礼

  • 16:30

    退勤