出荷業務
油槽所は、ガソリンや軽油などの石油製品を安全に保管し、全国へ供給する重要な拠点です。出荷する製品はタンクローリーや船で、ガソリンスタンドや工場、空港、建設現場などに届けられており、1台の大型タンクローリーは最大3万リットルもの石油を輸送できます。JONETでは年間約38億リットルを出荷しており、これは25mプール約12,700杯分に相当します。出荷作業にあたり、設備点検や品質確認の徹底も私たちの重要な仕事です。


出荷業務
油槽所は、ガソリンや軽油などの石油製品を安全に保管し、全国へ供給する重要な拠点です。出荷する製品はタンクローリーや船で、ガソリンスタンドや工場、空港、建設現場などに届けられており、1台の大型タンクローリーは最大3万リットルもの石油を輸送できます。JONETでは年間約38億リットルを出荷しており、これは25mプール約12,700杯分に相当します。出荷作業にあたり、設備点検や品質確認の徹底も私たちの重要な仕事です。
1
出荷前日に予約データや油種ごとのタンク在庫、タンカーの受入予定を確認します。
翌日の出荷に使用するタンクを決定します。
2

宿直者または早出担当が機器を起動します。

出荷予定のタンクのバルブを開放します。

漏油や機器の損傷がないか確認します。降雪地域では除雪やロードヒーティングにより動線を確保します。
3

作業中に事故やトラブルが発生しないよう立ち会い、安全確認を行います。エラー発生時には即時対応を行います。
4

構内全域を巡回し、漏洩や設備の不具合がないかを確認します。

使用したタンクのバルブを閉止します。

目視とシステムの両方で出荷実績とタンク内の貯油量を照合し、積み残しや漏洩などの異常がないことを確認します。
油槽所ではタンクローリーによる出荷のほかにも、多様な出荷形態に対応しています。
八戸、清水、小倉の各油槽所、新潟事業所では、港に接岸した船舶へ軽油や重油を出荷する業務も行っています。出荷は油槽所の設備を使って行っており、100~300キロリットル規模のさまざまな船舶が受け取りに訪れます。海上輸送の一端を担う重要な業務のひとつです。
福岡油槽所では、航空燃料をドラム缶に詰める作業も行っています。詰め終えたドラム缶は、フォークリフトを使用してトラックへ積載し、出荷先へと届けられます。空港や関連施設への安定供給を支える、精度と安全性が求められる工程です。